女神のわVol.16 “内なるおそうじをする” のご報告

12月28日、金曜日。
2012年最後の満月の夜、Sugar Salt Cafeにて女神のわを開催しました。
年の瀬だからあまり集まらないかな~と思っていたものの、最終的には10名の女性たちによる「わ」となりました。
ちょうど一年前にSugar Salt Cafeで初開催した女神のわVol.3も同じ10名。

日本ではこうしたWoman’s Gathering(女性たちの集い)はまだまだ珍しく、当初は、「都会ならまだしも、この片田舎での女神のわに参加してくれる人はいるのだろうか?」と全く先が読めませんでした。けれども、おかげさまで回を重ねる毎に新たな参加者が増え、Sugar Salt Cafeでほぼ毎月開催する他、富浦白浜でも開催の機会をいただき、女神のわの「わ」は広がっています。女神のわを通して安房中の素敵な女性たちとの出会い、そして普段なかなかできないディープな交流に心より感謝しています。

生きている内には様々な楽しいこと、喜ばしいこともありますが、当然ながら困難や課題にも直面します。そしてコミュニティーの中には必ず同じか、または似たような経験をした人がいます。
なので、人がこうして集まって話し合うことでお互いにとってためになる情報や解決法を共有するのはごく自然で、必然なんだと感じます。
特に女性の場合は、一人で抱え込むより分かち合って他の女性たちから共感を得ることだけでもずいぶん心が救われます。
かと言って、女神のわは悩み相談所や集団カウンセリングの場ではなく、あくまでもお互いの体験や考え方をシェアすることで癒しや活力を得る場です。核家族化が進んでコミュニティーが消えつつある現代社会で、こういう「場」は今後さらに大事になっていくのではないかと感じています。

さて、今回のテーマは“内なるおそうじをする”でした。
女神のわで繰り返し出てくるキーワードのひとつが「おそうじ」。

私の過去の体験をまずシェアしました。
私はこれまでに何度か内外の大掃除をした結果人生の転換期を迎えています。 とても分かりやすいのが東京から鴨川に移住する前の1年間のお掃除のプロセスです。

そのプロセスは2008年の10月に始まりました。当時は東京の表参道に住んでいたのですが、私はQueen Harishというインド人ダンサーとの出会いによって本来の人間の生き方を目の当たりにして、自分の生活が根本的に違っていると感じました。それから3日ほどは朝目が覚めても起き上がる気力が出ないほど、自分の生き方が空虚に思えました。それ以前からいつか田舎に引っ越したいという願望はあったのですが、もはや都会生活で自分を幸せにすることはできないと確信したのです。かと言って移住先のあてもなく、どこから何を始めれば良いか分からなかったので、とりあえずは家をきれいにし始めました。引っ越すことはもう確実なのだから、ならばできるだけ楽に引越しできるように荷物を減らそうと…。

不要な物を処分し、汚れをとり、家中を気持ち良い空間に変えていきました。住む空間がきれいになると当然気持ちよくなります。次第に生活そのものが楽しくなってきました。
次に始まったのが人間関係のお掃除でした。一緒にいて違和感のある人との関係性を思い切って断っていったのです。そうすると一緒にいて心地良い人とより多くの時間を過ごすことになっていきました。同時に仕事(通訳や翻訳)のおそうじも始まり、いくら報酬がよくても自分にとってより気持ち良くできない仕事は断っていったら、逆に思っても見なかった嬉しいオファーがくるようになりました。その内の一つはベリーダンスの師匠、Mishaal制作・演出によるDVDの出演依頼でした。

掃除のプロセスはその後私の内面に及びました。子供の頃から「自分は大した価値のない人間」という観念が深いところであったのですが、女神のわのきっかけとなったAparecidaのワークショップに参加したことで自分の中の変革が起こりました。そして自分だけでなくこの世界の全ての人、ひとりひとりが素晴らしい存在で、類稀な才能や素質を持って生まれてきていることを心から実感することができたのです。自分が新しく生まれ変わった瞬間でした。
そして最後のおそうじは自分の体の中のデトックスでした。2009年9月にDVDの撮影のためにバリに行き、撮影後に9日間のジュース断食をして身体の中に溜まった不要な物をおそうじしました。最後の日には肌がすべすべし、目がキラキラ輝き、体の細胞のひとつひとつが光り輝いているのが実感できました。そして目が捉える世界の色鮮やかなこと!身体ごと生まれ変わったような気分でした。
バリに滞在中、クリスからメールがあり、そこにはこう書かれていました。
「鴨川に行ってきたけれども、すごく良い場所だったよ。移住先として良いと感じています。エリが日本に帰ってきたら一緒に見に行こう!」
帰国して間もなく、クリスと鴨川を5日間ほど訪れました。不思議なことに毎日のようにピピッとくるような出来事が起こり、帰りのバスの中で二人とも「ここに移住しよう」と決めていました。
家の掃除を始めてから丁度1年が経っていました。
1年間を振り返ってみると、まずは住居空間から始まり、次に人間関係や仕事などのお掃除をして自分の生活環境を整えました。次に自分の内なるお掃除、つまり内面であったり肉体のお掃除に至ったのでした。ひと通りのお掃除のサイクルが終わった時に、移住先が決まって新たなステージを用意されたのでした。

人生に行き詰まった時はぜひお掃除することをお薦めします。そして一番簡単なのは自分の外側にある物理的な世界、つまり住居空間をお掃除することなので、そこから始めると良いかもしれません。

自分の住む住居空間は自分の内にあるものを映し出す「鏡」そのものです。なので散らかっていたり、不要な物が多い場所で生活しているということは、自分の内面も同じような状況だと言えるのです。また、溜め込んでいた不要な物を捨てるとそこには空間が生まれます。新しい物を呼び込む余地が生まれるのです。

住居空間をきれいにするにはまずは捨てたり、必要な人に譲ったり、リサイクルなどをして処分ことが必要です。処分する行為は「手放すこと」ですが、「手放すこと」ができる人は自分の生活の他の側面においても執着せずに手放し、良い流れを生み出すことができます。
例えば家がきれいになると、そこにそぐわないエネルギーは受けつけられなくなります。なので人間関係にも影響します。そして人間関係が変わると仕事や趣味、生活全般も変化してきます。関わりたくない人と過ごすことを避け始めます。そして関わりたい人と過ごす時間が多くなります。外の世界が整ってくると、内なる浄化に向かっていくのです。体の中も家と同じで、不要な食べ物を入れたくなくなくなります。そしてコリとか痛みなど、肉体面の問題がなくなればなくなるほど精神状態も変わっていきます。心と身体はつながっているとよく言われますが、病気なども「病んだ気」と書くぐらいですから、心と体、両方に問題がある場合が多いのです。

私の実体験を土台に皆さんにもそれぞれの体験や感じていることをシェアしてもらいました。
実際に掃除をすることで人生を変えていった方もいれば、掃除は苦手なのでこれを機に克服したいという発言もありました。

ひと通り話し合った後に、自分のどの側面をおそうじするべきかをテーマに瞑想をしました。
クリスタルボウルをひとりひとりの頭の周りで鳴らしていったのですが、それまで頭痛があったのに、クリスタルボウルの音で消えたという方がいました。そして「瞑想中にインナーチャイルドとはじめてつながった」という方もいました。

photo by hirono

その後は全員がティーキャンドルを灯したキャンドルホルダーを両手に持ち、簡単なキャンドルダンスをしました。
10名の女性がキャンドルを両手に持ち、一人一人が順番に「わ」の真ん中に入ります。
周りの女性たちはセンターにいる女性の「内なるおそうじ」をサポートするべく、愛や祝福のエネルギーを送りました。

「火」は浄化のエネルギーをもつと共に、心を安定させて心地よい瞑想状態に誘導していきます。
炎を見つめるだけでも心が落ち着くので、生活の中にキャンドルをもっと取り入れていきたいなと感じる今日この頃です。

キャンドルダンスの最後には両手のキャンドルを床の上に置き、ひとつのキャンドルは2012年を振り返りつつ感謝の気持ちをこめて炎を消し、もう一つのキャンドルの炎は2013年の豊富をいだきながら消しました。

参加された方もされなかった方も、皆さんが穏やかな気持ちで2012年を閉じ、新たな年を迎えられますよう心よりお祈りしています。
そして皆さまとまた「わ」をつくる日を楽しみにしています!

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