美しい手と腕の動き

small handsPhoto by Hirono


Awa Belly Dance
では今月から「風」をテーマにレッスンがスタートしました。
風を象徴する動きではプロップス(小道具)としてベールを使うことが多いのですが、ベールの動きを休めた時には「手」や「腕」が活躍します。

ベリーダンスでは手や腕の動きを美しく見せるためのいくつかのコツがありますが、その中でも大事なのが強く張ったら、そのあとは必ず緩めることです。張っては緩める、張っては緩めるを繰り返すことでベリーダンス特有のなめらかで神秘的な手の動きになります。

私にとってベリーダンスの魅力のひとつは、動きの中に自然の法則や本来の生き方を見出すことができることです。
手や腕の動きから感じるのは、常に力を入れっぱなしだと不自然だし疲れてしまうということ。かと言って緩めっぱなしだとしまりがない。意識を張り詰めたり、力いっぱい行動に出た後には必ず休息が必要です。そして休息があるからこそ、次なる行動を起こす力を蓄えることができるのです。

現代社会では意識を張り詰めた状態が圧倒的に多い気がします。常に活動していることを良しとし、休むことは良くない、という観念に縛られているように思います。きっと活動=生産している=時間の有効活用、休息=生産していない=時間のムダ、という図式なのでしょう。私のように自然の中で生きていても、都会生活で身につけた癖なのか、あるいは逆に田舎生活の方が色々とやることが多くて忙しかったりするせいか、気づくと休みなしで動いてしまいます。力を抜くこと、緩めることを大事にできればもっとバランスの良い生き方ができると思います。

 

 

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