シルクベールの扱い方

smallveilphoto by Hirono

ベールダンスはとても幻想的で、時には天使や妖精が舞っているようにすら見えます。
ただ、シルクのベールはデリケートなだけに扱い方に注意する必要があります。
日本人は几帳面なので衣服や布類を丁寧にたたむ習慣がありますが、ベールに限ってはお勧めできません。その理由はベールに四角いたたみ皺(じわ)↓ができてしまうからです。

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せっかくのベールダンスも、ベールに刻まれた四角いたたみ皺で幻想は打ち砕かれ、一気に幻滅してしまいます。そして見てはいけないものを見ているような恥ずかしい気持ちにすらなります。

そこで普段レッスンなどに持ち運ぶ時、ベールはたたまずにくしゃくしゃっと適当に袋に入れればOKです。もちろん皺はついてしまいますが、少なくとも「四角い」皺ではないので広げた時にそれほど気になりません。

パフォーマンスでベールを使う際も同じように持ち運び、会場に到着したらすぐにハンガーなどで吊るして皺を伸ばします。
それでも皺が気になる場合は釣り竿を入れるような円筒の形をした入れ物に丸くくるんで入れる方法もあります。そして最後の手段としては携帯用のアイロンとアイロン台を持参することもできますが、準備時間や楽屋の広さ、コンセントの有無などにもよります。

ベールの洗濯について:
ベールを使ったいるうちにはどうしても汚れが気になることもあります。ベールは洗濯は可能ですが、色が落ちないように常温程度の水に蛍光剤が入っていない洗剤や天然石鹸を少し入れて優しく手洗いします。さっと洗って何度かすすぎ、物干し竿などに干します。お天気が良い日は数分で乾きます。あまり長く日に当てると色落ちの原因にもなるので乾いたらすぐにとりこみます。しばらく使っていなくて皺があまりにもひどいベールは前日に軽く湿らせて、しっかりと伸ばしてから干すとアイロンをかけたように皺がとれます。

このようにベールを丁寧に扱えば長く使えることができます。どうぞ参考にしてください。

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