ベリーダンスについて

ベリーダンスの特徴

ベリーダンスの基本の動きは円、半円、8の字、螺旋、波など、自然界に存在する物や形を型どっています。同時にそれらの動きは女性的ななめらかさ、優しさや温かさ、そして時には官能性や強さを秘めています。このようなベリーダンスの動きが心地よく感じられる理由は女性の体にとってとても自然な動きばかりだからです。また、これらの動きを通して、本来の自分のもつ女性的な要素が引き出されていきます。ベリーダンスの動きは女性の遺伝子に組み込まれた記憶を呼び覚ます、一種の「コード」なのかもしれません。

「古代においては中東に限らず、世界中でベリーダンスのような踊りが踊られていたと思います。なぜなら、その動きはあまりにも女性の身体にとって自然だからです。」
~Goddess Body Prayer主宰、Aparecida~

greek goddess

「ベールで顔と体を覆うダンサー」
紀元前3世紀~2世紀、ギリシャ、ヘレニズム時代のブロンズ像

 

ベリーダンスの歴史

初めてベリーダンスに触れるほとんどの人が、「ベリーダンスはどこの国の踊りですか?」と尋ねます。
世界最古の踊りと言われているベリーダンスの起源は、実は正確には分かっていません。ただ、おそらく有史以前の中東や中央アジア付近が発祥の地だと言われています。ベリーダンスの原型は古代世界でシャーマンが洞窟の中で踊った神懸かった踊りという説、神殿で踊られた巫女舞だという説、結婚式で豊穣祈願・安産祈願を願って踊られたという説、など諸説があります。

いずれにしてもそれぞれの地域でベリーダンスは発展し、母から娘へと伝えられていきました。中東ではイスラム帝国の始まりと共にハーレムで踊られるようになりました。やがて北インドからの放浪の民、ロマ(ジプシー)たちが自分たちの踊りとベリーダンスを融合させ、さらに行く先々でその踊りを広めたと言われています。ヒップスカーフはロマの踊り子が観客からもらったコインを置いておく場所がなく、腰にまくスカーフに縫い付けていったのが始まりとも言われています。